巨人、由伸采配裏目 5連敗で6年ぶり単独最下位 前夜の上原に続き沢村が大炎上
「巨人3-6DeNA」(11日、東京ドーム)
巨人は痛恨の逆転負けで5連敗を喫し、借金3。12年4月25日以来、6年ぶりに単独最下位となった。
前夜に続き、1点リードの八回に悪夢が待っていた。この回から登板した沢村が2死からロペス、宮崎に連打を浴びると、代打乙坂には2点二塁打を打たれて逆転を許した。
さらに桑原に中前打でつながれると、戸柱には2点二塁打を打たれ、リードを3点に広げられた。まさかの5連打で4点を失ったところで、高橋監督はついに交代を決断。静まりかえる本拠地で、沢村は厳しい表情でベンチへと戻った。
10日のDeNA戦ではそれまで抜群の安定感を誇っていたセットアッパーの上原が、八回に炎上して逆転負け。連敗阻止へ、高橋監督は前日と同じ状況で上原ではなく沢村をマウンドへ送ったが、裏目となった。
3点を追う九回、2死満塁と粘りを見せたが、代打大城が空振り三振に倒れた。
DeNAは勝率5割に復帰。2カード連続で勝ち越しとなった。