ソフトバンク 見タカ!5割復帰 打線組み替え奏功!初回からビッグイニング

 「ソフトバンク8-5日本ハム」(11日、ヤフオクドーム)

 ベテランと若手が試合の流れを引き寄せた。初回。1番・本多が初球を左中間二塁打。今季初めて2番に入ったソフトバンク・上林誠知外野手は、フルカウントから右中間へ先制の適時三塁打だ。

 「追い込まれていましたが、何とか進塁打と思っていた。思い切って行くことができました」。つなぎの役割を全うした22歳を4番・内川が適時打で返し、5番・デスパイネも2試合連発の2号2ランで続いた。

 二回には8番の今宮が左翼テラス席へ1号ソロ。「先頭打者だったので、何とか塁に出ようと。コンパクトに打てた」。続く9番・甲斐も1号ソロ。今季初の2者連続アーチも飛び出し、勝率を5割に戻した。王者が波に乗っていく。

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