楽天-西武 松山英樹が始球式で球速115キロ「かなり不満」

 則本(右)からアドバイスをもらい、ブルペンで投球練習を行う松山=楽天生命パーク室内練習場
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 「楽天-西武」(14日、楽天生命パーク宮城)

 プロゴルファーの松山英樹(26)が、始球式を行った。松山は東北福祉大在学中だった2011年、東日本大震災後の本拠地開幕戦となった4月29日のオリックス戦(当時Kスタ宮城)で始球式を行っており、7年ぶり2度目の登板。試合前に則本にアドバイスをもらいながら投球練習を行い準備を整えたが、惜しくもショートバウンドし「ストライクが投げられなかったことが残念」と松山。球速115キロにも「かなり不満。目標は120キロでした」と苦笑いした。

 1月4日にすい臓がんで逝去した星野仙一球団副会長(享年70)とは親交があり、背番号77のユニホームを身につけ登場した。星野副会長からは、前回の始球式後も、何度も“再登板”のオファーを受けていたといい「もっと早い段階で始球式ができれば良かったんですが…」と神妙に話した。

 この日は東日本大震災復興をテーマに掲げた「がんばろう東北デー」。松山は「大学4年間を仙台で過ごし、仙台はもちろん、東北にも愛着を持っています。震災があって、その直後にマスターズに出場した。あのときの東北の方々からのメッセージがなかったら、今の自分はいないと思う。できることは少ないと思いますが、引き続き震災復興に貢献できればと思っています」と話した。

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