ソフト日本代表がランウェイで新ユニ発表 宇津木監督「毎日見ている選手かと…」
日本ソフトボール協会は16日、8月の世界選手権(千葉)に出場する日本代表メンバーを発表するとともに、都内で新ユニホーム発表会を行った。デザイン系の専門学校で行われ、普段はあまり化粧をしないという選手たちに学生らがヘアメークを施し、エース上野由岐子投手(35)=ビックカメラ高崎=ら17人が、ファッションショーさながらのランウェイの上で恥じらいながらポーズを披露した。
変貌を遂げた選手を見た宇津木麗華監督は「本当に毎日見ている選手たちなのかと…ビックリした」と驚いた様子だったが、「グラウンドではカッコいいが、今日はみんなかわいい。違った一面を見せられるのが一流の選手」と、まな弟子たちの多面性を称賛した。
不慣れな“マウンド”に上がった上野は「緊張というよりも照れました」と苦笑いを浮かべつつも、「いつもと違う自分を見せるいい経験ができた。どんな状況でも自分自身を出すという意味ではソフトボールにも生かせる」と勝負度胸につながると受け止めた。
主将の山田恵里外野手(34)=日立=も「試合でも自分自身を演じなければいけない場面がある。そのいい練習になった」と好影響を強調。また、イベントに多くの報道陣や関係者が集まったことを受け、「一度五輪種目から除外されたが、またこうやって注目されるのは当たり前じゃないしうれしい。また期待に応えられるように結果を出したい」と士気を高めていた。