日本ハム、アルシア&中田アベック弾で西武に今季初勝利
「西武2-7日本ハム」(17日、東京ドーム)
日本ハムはオズワルド・アルシア外野手、中田翔内野手の長距離AN砲のアベックアーチで首位西武に今季初勝利。開幕3連敗の借りを少しばかり返すことができた。栗山監督は「やっつけるかいがあったよ。開幕であれだけやられて、何がなんでも勝ちにいった」と留飲を下げた。
セーフティーリードはないことは分かっていた。東京ドームで西武の強力打線が相手。三回に上沢が危険球退場で苦境に立たされた中、四回、新助っ人アルシアが十亀の直球を弾丸ライナーで右翼席へ。開幕42打席目で飛び出した来日1号。「うれしいね。チームが勝つことが一番」と喜んだ。
助っ人に負けじと4番も続いた。4点リードの七回。バックスクリーン左へダメ押しの4号を放った中田は「西武打線はスイッチが入ると、勢いづく。1点でも多く取りたかったからよかった」と納得顔。札幌ドームでの3連敗後、唇をかんでいた主砲。「(開幕は)つまずいたけど、ひとつ取れてよかった」。中軸のアーチ競演で再び貯金1となった。