西武、栗山弾でまた逆転勝利 球団初!開幕から本拠地8連勝

 「西武9-3ロッテ」(21日、メットライフドーム)

 快音を残した打球が右翼席に吸いこまれた。2点差に迫った四回、なお2死一、二塁。酒居の速球を捉えた西武・栗山巧外野手が今季1号の逆転3ランをたたき込んだ。本拠地で開幕から8連勝は球団初。「自分のプレーが勝利につながるのはこれ以上ない喜び」とうなずいた。

 20日のカード初戦では代打で勝ち越し打。7番DHで先発出場した2戦目は劣勢をはね返す連日のV打だ。「3点取られてもいけそうな雰囲気はあった。ちょっと詰まり気味だったけど、あんなに飛ぶとは」。大歓声に乗った打球がチームの流れを変え、3試合連続の逆転勝ちにつなげた。

 チームは18試合目で貯金10。1980、90年代の黄金期ですらなかったペースだが、辻監督は「これからも一つずつ勝っていくだけ」と気を引き締めた。ホーム不敗神話について、栗山は「ここまで来たら負けたくない」と継続を宣言。前回2008年の優勝を知る数少ないベテランが、快進撃に確かな手応えを深めている。

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