日本ハム・ドラ1清宮、侍あるぞ!熱視線送ってきた稲葉監督がU23W杯で指揮
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、中米ニカラグアで開催される「U-23(23歳以下)ワールドカップ」(10月19日~28日)で日本代表メンバー入りする可能性が23日、浮上した。この日、同大会で侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が指揮を執ることが決まった。
清宮が“若手侍”として、世界の舞台で戦うかもしれない。この日、2020年東京五輪で金メダル獲得を目指す侍ジャパンの稲葉監督が、場数を踏むためにニカラグアで10月に開催される「U-23W杯」で日本代表の指揮を執ることが決定。そこに、大物新人がメンバー入りする可能性が浮上した。
16年の前回大会はプロ、アマ混成チームで優勝し、今回もプロが出場する。侍ジャパン強化本部長の山中正竹氏は、清宮のメンバー入りについて「可能性はある。ポテンシャルが高い。育てていくことは、われわれがやらないといけないこと」との考えを示した。
指揮を執る稲葉監督はかねて、圧倒的な長打力を持つ清宮に熱視線を送ってきた。「活躍して(五輪代表に)選ばれるように頑張ってほしい」と語ってきた。2軍とはいえ、公式戦で3本塁打を放っている清宮のパワーは魅力十分だろう。
昨年、カナダで開催されたU-18W杯に高校日本代表として出場した清宮。今回、メンバーに選出されれば、プロ入り後では初めてジャパンのユニホームに袖を通すことになる。
「日の丸を背負って戦うことの誇りを胸に、しっかりと戦いたいと思います」とコメントした稲葉監督。2大会連続優勝を演出する清宮の活躍が待ち遠しい。