オリックス・増井、古巣を締めて12球団Sだ ソフトBサファテ以来史上4人目挑む
オリックス・増井浩俊投手(33)が23日、札幌市内の日本ハム室内練習場で休日返上トレを行い、史上4人目となる12球団セーブ達成を誓った。
積み上げてきた通算113セーブは古巣を除く11球団から挙げてきた。24日からの日本ハム戦(札幌ドーム)でセーブを挙げれば、ソフトバンク・サファテ以来の偉業達成となる。
「前回の対戦の前に知りました。(11球団セーブは)あんまり記憶にないです。(記録は)今季のどこかではできると思っていた。セーブ機会があれば決めたい」
条件はそろっている。チームは2カード連続で勝ち越しと上昇気配。増井自身も18日・ロッテ戦でFA移籍後の初セーブの後、1週間で3セーブを挙げた。そして舞台はプロの出発点でもある札幌ドームだ。
「やっぱり特別ですね。8年間やってきたところなので。恩返しになるんですかね?ブーイングされるかも(笑)。札幌のファンはしないと思いますけど」
この日は全体練習ではなかったが志願して参加し、ウエートトレで汗を流した。「(古巣への)あいさつも兼ねてきました」。礼は尽くした。あとは偉業達成を見せるだけだ。