日本ハム高梨 前回西武戦8点差をひっくり返された悔しさを払拭し初完投勝利
「日本ハム4-1オリックス」(25日、札幌ドーム)
日本ハム・高梨裕稔投手が今季初完投で初勝利を挙げた。
最速149キロの直球と、スライダー、カーブなどを織り交ぜ、七回まで無失点。八回に安達の右犠飛で1点を返されたが、3点リードの九回は3者凡退に抑え91球で完投。立ち上がりから好投を続けていたアルバースとの投げ合いに勝った。
先発前回西武戦(メットライフドーム)では7回を無失点に抑え8点リードの場面で降板。しかし、リリーフ陣が八回以降、打ち込まれるまさかの展開で初勝利を逃した。
その悔しさもあっただけに「本当にうれしいです。(清水)優心がよくリードしてくれたおかげで九回まで投げられた」と感謝。
前回は継投失敗で高梨に謝ったという栗山監督も「素晴らしかった。高梨が本当によく頑張ってくれた」と称賛した。