ソフトバンク石川が防御率トップに 工藤監督も絶賛「隙のないピッチング」
「ソフトバンク4-1西武」(26日、ヤフオクドーム)
ソフトバンク先発の石川柊太投手が快投。6試合連続9得点以上のパ・リーグ新記録に挑んでいた西武打線を、8回3安打1失点に抑えて今季3勝目をマークした。
超強力打線に対しても真っ向勝負だった。「全部インコースを突くくらいのつもりで」と女房役の甲斐と試合前に打ち合わせをしたとおり、大砲揃いを相手にしても長打を恐れることなく胸元へどんどん投げ込んだ。
工藤公康監督も「試合の前半に内角に投げることで、打者には残像が植えつけられる。後半は外角でも勝負が出来る。隙のないピッチングだった」と大絶賛。
石川はこの日で防御率1・59とし、パ・リーグ1位に躍り出た。ただ、「数字は気にしない。1人1人を抑えることだけを考えている」と浮かれた様子はなかった。