パナソニック・吉川7回2/3を0封8K 阪神・畑山チーフスカウト高評価!
「JABA京都大会、パナソニック2-0JR西日本」(26日、わかさスタジアム京都)
パナソニックは、今秋ドラフト上位候補の最速148キロ右腕・吉川峻平投手(23)が、7回2/3を4安打8奪三振、無失点の好投を見せて初戦に勝利した。
「修正できなかった」と反省したが、最速147キロの直球を主体に攻めて本塁は踏ませなかった。スタンドでは11球団30人を超えるスカウトや編成担当が視察。5人で訪れた阪神・畑山チーフスカウトは「よくない割に要所を抑えた。実績もあるしね」と変わらぬ高評価を口にした。
チームは4月11日付で元阪神の梶原康司監督(40)が成績不振で退任し、北口正光部長(51)が監督を兼任。新体制で初の公式戦を勝利で飾った。吉川は「自分はドラフト解禁年で、(会社が創業)100周年。ターニングポイントになる年にしたい」と力を込めた。