「鉄人」衣笠さんとの別れ惜しむ 広島、偉大なOBに白星
2枚
プロ野球広島は28日、23日に上行結腸がんのために71歳で死去した球団OBの衣笠祥雄さんへ哀悼の意を表すため、広島市のマツダスタジアムでの阪神戦で喪章をつけてプレーした。球場を真っ赤に染めたファンは、歴代最多2215試合連続出場を誇り、国民栄誉賞も受賞した「鉄人」との別れを惜しんだ。
半旗が掲げられた球場でチームは7-5で競り勝った。満塁本塁打などで5打点を挙げた鈴木誠也外野手は「大事な試合だったので勝ちたかった。フルスイングでいきました」と、偉大な先輩の代名詞である力強い振りを見習った。