近鉄ユニホームのオリックス 大城1号!カード初戦今季初めて勝った
「オリックス3-1ソフトバンク」(28日、京セラドーム大阪)
オリックスナインが近鉄ユニホームを着用した途端、流れが変わった。開幕から8カード連続の初戦黒星から脱した。決勝点は同点の五回、3年目の大城が左越えに運んだ今季1号ソロだ。
「打った瞬間、ですね。何とか西さんを援護したかった」。先週の千葉遠征中に福良監督から構えが小さくなっていることを指摘され、修正。指揮官は「ああいう打撃ができたらいいんじゃないかな」と目を細めた。
「KANSAI CLASSIC(関西クラシック)2018」と銘打った復刻版の第1弾。1978年~96年の近鉄ビジター用は88年最後のロッテとのダブルヘッダーで連勝できず、逆転優勝を逃した「10・19」に着ていたユニホームと同じ。「結構打ってたイメージですかね」と24歳の大城。ピンと来る世代ではなくても、伝統に恥じない豪打だった。