西武特急、勢い止まらず 本拠地12連勝 打線は3試合連続2桁安打で楽天3タテ
「西武5-2楽天」(30日、メットライフドーム)
西武が楽天を3試合連続の2桁安打で3タテし、開幕からの本拠地連勝を12に伸ばした。本拠地開幕12連勝以上は、1965年・南海19連勝、83年・巨人15連勝(1分け含む)に次いで25年ぶり3度目。開幕からを問わない球団の本拠地連勝記録は、56年(西鉄時代)16連勝。
2-2の同点で迎えた四回、栗山が1死一塁から適時二塁打を放つと、さらに2死二、三塁から秋山が一、二塁間を破る右前2点タイムリーで3点を勝ち越した。
投手陣は先発した榎田が6回2/3を3安打2失点で2勝目。榎田の後を受けた平井、ワグナー、増田が無失点リレーでリードを守り切った。
四回の適時二塁打で通算309二塁打として石毛宏典氏を抜いて球団新記録となった栗山は「とにかくヒットを打つことを考えて打席に入りました。偉大な先輩の記録を抜けて恐縮なんですがうれしいです」と振り返っていた。
一方、楽天は7連敗。先発・池田が6回11安打5失点と西武打線の勢いを止められず、チームの借金も13にふくれ上がった。