楽天7連敗…首脳陣テコ入れ 栗原、真喜志コーチが昇格
「西武5-2楽天」(30日、メットライフドーム)
楽天は30日、低迷するチームのテコ入れ策として1、2軍のコーチ入れ替えを発表した。高須洋介打撃コーチ(42)と栗原健太2軍打撃コーチ(36)、立石充男内野守備走塁コーチ(60)と真喜志康永育成コーチ(57)をそれぞれ入れ替える。
この日の西武戦は逆転負けで7連敗。0-1の二回にウィーラーに2ランが出たが、三回以降は2度の併殺打などで無得点だった。
3、4月を6勝19敗1分け、首位と13・5ゲーム差の最下位で終えた。チーム打率・216、78得点はリーグ最低。97敗を喫した球団創設イヤーの2005年3、4月は6勝23敗で“球団史上最弱”に匹敵する弱さだ。
梨田監督は「ここまでは想定していなかった。悪くても、勝率5割だと思っていた。月が替わってツキも変わればいいが…」と力なくつぶやくしかなかった。
三木谷オーナーは海外出張中だが、球団フロントの一人は「ファンに申し訳ない。何か手を打たなければ…」と話していた。5月からの巻き返しへ向け、首脳陣入れ替えが“特効薬”となるか。