中日・松坂【一問一答】「今までと違う感覚でお立ち台に立っていた」
「中日3-1DeNA」(19日、ナゴヤドーム)
平成の怪物がついに勝った。中日・松坂大輔投手(37)がDeNA戦に先発して6回3安打1失点で今季初勝利。日本球界での勝利は西武時代の2006年9月19日のソフトバンク戦以来、約12年ぶり。4241日ぶりの勝利で、チームの連敗を4で止めた。
松坂の一問一答は以下の通り。
-日本では06年以来の勝利。
「長かった。やっぱりもっと早く勝ちたかった」
-チームも自身も連敗中だった。
「(プレッシャーは)ないですね。自分で連敗を止めようっていうその気持ちだけ」
-横浜の後輩・筒香との対戦は。
「めっちゃ力が入ってました。三振を取ってやろうと思ってました。高校の後輩だからというのもあるけど、日本を代表するバッターなので、彼の存在は特別なので、自然と力が入るだろうなと思っていた」
-お立ち台で声が震えていたように映った。
「みんなに『泣くかと思った』と言われたけど、そうでもなかった。勝ってああいう気持ちになったのは初めてか、久しぶりすぎて忘れているものなのか、状況や立場もだいぶ変わってるので、ちょっと今までと違う感覚でお立ち台には立っていた」
-ウイニングボールは。
「家族に渡します。今日は母親の誕生日なんですけど。申し訳ないけど、勝利だけプレゼントさせてもらって(笑)、ボールは妻と子どもたちに渡したいと思います」