楽天が12球団最速の20敗目… 先発・辛島は清宮の対応力を称賛「待ってた」
「日本ハム4-1楽天」(3日、札幌ドーム)
快投を演じていた左腕が七回に暗転した。六回まで1安打と好投していた楽天の辛島は、1死から清宮の右前打をきっかけに満塁とされ、清水に被弾。逆転負けでチームは両リーグ最速で20敗に達した。
清宮にはじき返されたのは、ちょうど100球目。第1、第2打席で連続三振に斬ったスライダーだった。「(スライダーを)待ってたんじゃないですかね」と辛島。梨田監督は「1打席目、2打席目で勉強というか体感したんだろう。頭で思っていても、なかなか手が出ないけどね」と18歳を認めるしかなかった。
「辛島の状態が良すぎただけに、引っ張り過ぎた。(清水の前打者の)鶴岡のところで(交代を)決断すべきだった」と悔いた指揮官。前夜は完封で連敗を脱出しただけに、一気に連勝したかった。