DeNA・ドラ1東、虎にリベンジならず…1球に泣く 3連敗で4位転落
「阪神4-2DeNA」(3日、甲子園球場)
リベンジを挑んだ左腕が、流れを変えた1球を悔やんだ。DeNA・ドラフト1位の東(立命大)が今季2度目の阪神戦登板。「調子は良くなったが、内角を攻めることができた」と好投を続けたが、中盤に落とし穴が待っていた。
「(敗因は)それ以外にない。流れが変わってしまった」と話すのは1点リードの五回2死一塁でメッセンジャーを迎えた場面。チェンジアップを中前へ運ばれると、続く上本に左中間への逆転2点二塁打を浴びた。
プロ初登板となった4月5日の阪神戦(横浜)も、7回1失点ながら同じくメッセンジャーとの投げ合いで敗戦。愛工大名電3年夏以来の登板となる甲子園に場所を移しての再戦も、メッセンジャーに屈した形だ。
ラミレス監督は6回2失点の新人左腕を「彼自身はいい仕事をしてくれた」とねぎらったが、チームは今季3度目の3連敗で4位転落。06年以来となる開幕からの阪神戦4連敗と、猛虎の厚い壁を越えられずに聖地を後にした。
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