“ロッテのジョニデ”オルモスが初黒星 初回大乱調悔やむ 2回以降は無安打

1回日本ハム無死一塁、ロッテのオルモスのけん制悪送球。三塁に進む(33)大田=札幌ドーム(撮影・堀内翔)
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 「日本ハム6-1ロッテ」(6日、札幌ドーム)

 ロッテの新外国人左腕、エドガー・オルモス投手(28)が今季初先発したが、初黒星を喫した。5回を被安打4で4失点。

 「初登板で興奮した。特に初回はね。どんどん投げたい気持ちが強かった。投げ急いだ。けん制の悪送球で取り乱したところもあった」と言いながら、こう付け加えるのを忘れなかった。「二回以降は気持ちよく投げることができたのだが」

 この言葉通り、2つの顔を見せた。

 一回、先頭の西川に四球を与えると乱れに乱れた。一塁への悪送球を2個犯して自分の首を絞めた。暴投も飛び出した。

 4本の内野安打と押し出し四球も絡んで4失点。51球を要した。

 だが、二回以降は別人のように立ち直った。落ち着いたマウンドさばきで、勢いのあるストレートや制球がきいた変化球を投げ込んだ。

 打者12人に無安打で0を4個並べた。

 井口監督は「(初回は)浮き足だっていた。点の取られ方が悪い。攻撃の雰囲気も悪くなる」と指摘した。

 だが、二回以降の投球が次回のチャンスとなった。「次がダメなら…」。言わなくても後の言葉はわかる。

 幕張のジョニー・デップが次回、“最高の顔”を見せることができるか。

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