日本ハム・清宮、デビュー毎試合安打記録更新ならず 4打数無安打
「オリックス-日本ハム」(10日、京セラドーム大阪)
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が「5番・左翼」で先発出場し、4打数無安打。九回の守備で途中交代し、デビュー戦から続けていた連続出場毎試合安打の新記録は、「7」で途切れてしまった。
二回の先頭で迎えた第1打席は投ゴロ。四回の第2打席もオリックスの先発・金子の変化球にタイミングが合わず、三ゴロ。六回1死の第3打席も一ゴロに仕留められた。九回には昨季まで日本ハムに所属していた増井と初対決。148キロ直球に空振り三振だった。
同点で迎えた九回無死二塁で、守備固めで杉谷との交代を告げられ、ベンチに下がり、延長での記録更新の可能性が残されていたが、その可能性もなくなった。
また、この日はプロ初の左翼でのスタメン出場。2度の守備機会を無難にこなし、また自身の可能性を広げた。9日・オリックス戦ではディクソンから右翼席に飛び込むプロ1号。初弾の余韻が残る中で記録更新に挑んだが、実績のある2人の右腕に抑え込まれた。
清宮は初出場した2日・楽天戦(札幌ドーム)から7試合連続安打でドラフト制以降では巨人・原辰徳らの記録を更新していた。