巨人・菅野完封!27イニング無失点 球団タイ7者連続含む13K「最後は意地で」

 「巨人6-0中日」(11日、東京ドーム)

 最後の打者、中日・福田を三ゴロに抑えた巨人・菅野は、ほっと息を吐き、安どの表情で小林と抱き合った。121球の熱投、今季2度目の完封勝利。「絶対完封しかない。1点取られたら意味がない。最後は意地で抑えました」と笑みを浮かべて勝利の余韻に浸った。

 圧巻の奪三振ショーだった。球団タイとなる7者連続を含め、自己最多タイの13奪三振を記録した。

 2度のピンチを乗り越えた。1度目は七回無死二、三塁。エースは無失点継続へゼロで抑える気概で投げ続けた。「この試合の分岐点だった。全員三振を奪う」

 内野ゴロでも1点が入る場面。ビシエドを遊飛、続く福田、藤井を連続三振に抑えると、雄たけびを上げて拳を握りしめた。九回にも無死三塁とされたが、本塁だけは踏ませなかった。

 16年4月に記録した自己最長30イニングに迫る27イニング連続無失点。チームは右腕の活躍で貯金3とした。「首位広島をとらえて優勝したい」。絶対エースは味方のために、1点も取られない投球を続ける。

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