ヤクルトが延長を制し、DeNAに連勝 青木の押し出し四球が決勝点
「DeNA5-6ヤクルト」(12日、横浜スタジアム)
ヤクルトが延長でDeNAを振り切って、連勝した。
5-5で迎えた延長十一回。先頭の中村がDeNAの7番手・砂田から四球を選び出塁。犠打と四球の1死一、二塁から、西浦の遊ゴロが大和の失策を誘い満塁。続く青木がフルカウントから四球を選んで、押し出し。この1点が決勝点となった。
初回、今季初登板のDeNA先発・浜口に対し、1死三塁から青木が先制の右前適時打。さらに坂口が右中間への適時二塁打で2点を追加した。
いったんは逆転を許したが、その直後の五回には先頭・青木の安打をきっかけに1死二、三塁とすると、大引の適時打などで2点を挙げ、追いついた。
十回からの2イニングを無失点に抑えた松岡が2年ぶりの勝利を挙げた。
DeNAは3点を追う四回に、ロペスの10号3ランで同点。さらに宮崎の4号ソロなどで、この回一挙5点で逆転した。
今季初登板初先発の浜口は5回5失点で降板も、その後、6人のリレーで失点を防いできたが、延長で力尽きた。