オリ54年ぶり屈辱 シーズン3度の1安打以下 則本には6連敗で5位転落
「オリックス0-2楽天」(12日、京セラドーム大阪)
最後の打者マレーロが則本に中飛に打ち取られ見せ場もないままわずか1安打で、オリックスが完封負けを喫した。5カードぶりのカード負け越しで5位に転落した。天敵・則本には昨季から6連敗となった。
何より深刻なのは打線だ。吉田正をプロ入り初の5番に据える新打線で臨んだが不発。五回先頭でその吉田正が放った右前打の1本のみに終わった。シーズン3度の1安打以下完封負けは球団では1964年以来、54年ぶりの記録となった。
福良監督は「どうしようもない。則本?良かったんやないですか1安打ですから」とあきれ顔になった。
不幸なのは先発の山岡。ペゲーロに2発を許したものの6回2失点と粘りの投球も報われなかった。前回5日のソフトバンク戦でも1安打完封負け。2試合で計2安打の援護では勝ち星にありつけるはずもない。
今季37試合で2桁安打はわずかに6度しかない。リリーフ陣を含めて投手陣の奮闘が続いているだけに打線の奮起が求められる。