ロッテ2日連続2桁得点 角中復帰後10打席目で初H
「西武2-11ロッテ」(12日、メットライフドーム)
安打製造機のバットがうなった。八回無死一塁。野田のストレートを捉えたロッテ・角中の打球は、右翼線への適時三塁打となった。5日に胸椎圧迫骨折から復帰して10打席目の初安打に「めっちゃうれしい。なんとか打ててよかった。それしかないですよ」と珍しく声を弾ませた。
これが10点目。15年5月以来となる2試合連続2桁得点を引き寄せた一打だった。
序盤から西武打線のお株を奪う猛攻の中で、スタメンでは井上と角中が七回まで無安打と仲間外れだった。「ベンチで隣になった(井上)晴哉と勝負をしていました」と笑わせたが、鈴木はこう言う。「あの人がいるといないでは全然違う」
井口監督は角中の復帰に「打線がつながるし厚みが増した」と評した。チーム躍進にやっぱり背番号3は欠かせない。