野球解説者の張本勲氏が１３日、レギュラー出演するＴＢＳ系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで、巨人の田口麗斗投手に「喝！」を入れた。

　１２日の中日戦に先発し、７回５失点で２敗目を喫したが、その様子のＶＴＲを見届けた張本氏は「喝だ！」と絶叫。その理由を「体がぶよぶよだ。去年の田口と全然、別人だ。練習をもっとやらないとだめだ。６キロ７キロ削らないとだめだ」と語った。

　田口の特徴を踏まえ「もともと球に力のあるピッチャーじゃないんですよ。切れとコントロールで勝負していたんだから。そのコントロールしたところにいっても球に力がないものだから持って行かれるんですよ」と不調の理由を分析。「まだ２２（歳）ですよ。去年ちょっとやったから１軍投手って思ってるんじゃないよ。広島県出身だからちょっときつく言うけど」と愛のある提言は続き、早出でグラウンドを１０周ほど走ることを提案。「あの世界の王でさえ調子が悪いと早く出て来て１０周２０周走っていたんだから。それ以上にピッチャーは走らないといかん」と続けた。