張本勲氏、大谷の打撃は自身も理想にしていた「我々30年代のころ」
野球解説者の張本勲氏が13日、レギュラー出演するTBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで、米メジャー・エンゼルスの大谷翔平投手の打撃を絶賛した。
打撃と両立する二刀流に批判的なコメントをすることが多い張本氏だが、すでに5本の本塁打を放ち、4番も任されている大谷の打撃に「日本におった時のバッターとしたら並なんですよ。アメリカいってすごくよくなった。右の足が先に出ている。上げないで。上げていたらあんな打ち方はできないんですよ」と、打撃フォームが改善されたと解説した。
さらに、NPB通算最多の3085安打を誇る張本氏をして、「我々30年代のころ理想にしていたバッティング。先に右足が出て、待ちがあるわけです」と言わしめた。今後についても「(大谷は)力があるし、体力があるから。いろんな球でも打てると思う。誰が教えたのか、本人が直したのかしりませんけど、我々が理想としたバッティングなんですよ」と分析していた。