日本ハム・ドラ1清宮沈黙…一発以後19打席0安打

 「ソフトバンク8-0日本ハム」(13日、ヤフオクドーム)

 フルスイングで挑み、屈した。0-6の七回2死で迎えた第3打席。日本ハムのドラフト1位・清宮(早実)が、武田の148キロ直球に空振り三振を喫した。「強い真っすぐでした」。母の日に、またプロの高い壁にぶち当たった。

 二回1死の第1打席は変化球をうまく捉えたが、一ゴロ。五回1死では149キロ直球にバットは空を切った。これで、プロ1号を放った9日・オリックス戦(京セラドーム)の2打席目から19打席連続無安打。母校・早実の大先輩、ソフトバンクの王会長が見守った3試合で快音を響かせられず、チームは1日で3位に転落した。

 ここまで11試合の出場で40打数7安打、打率・175。計19三振と苦しんでいる。右腓(ひ)腹筋の軽度の筋挫傷で2軍調整中の近藤は1軍復帰間近だが、アルシアが左ハムストリングの張りで抹消された。登録枠は空いたままで、15日・西武戦(東京ドーム)以降も清宮がスタメン出場を続ける可能性は高い。

 「打てなかったですし、課題をたくさんもらいました。ボールをしっかり見極めて、甘い球を捉えたいです」

 これまで、母の日は手紙を書いて渡していたという。今年は「(プロ1号の)ホームランボールをあげようかな」と清宮。感謝の気持ちをバットに込め、次戦こそ結果を出す。

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