侍・稲葉監督6・5日本ハム・清宮生チェック “東京五輪の星”選び本格着手
20年東京五輪での金メダル獲得を目指す「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(45)が14日、都内で取材に応じ、今月下旬から6月上旬にプロ野球公式戦を視察すると明かした。注目してきた日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=の“生チェック”も実現する。
稲葉監督は6月5日の広島対日本ハム戦(マツダ)を視察予定。ニカラグアで10月に開催される「U-23W杯」日本代表の指揮を執るが、メンバーはプロ中心で選考する考えで、候補である清宮の実力を自らの目で見極める。
9日・オリックス戦でプロ1号を放ってから、19打席連続無安打中の清宮。稲葉監督は「いろんな経験をしている最中。調子いいとか悪いではなく、今はプロにしっかり慣れることが大事」とした上で「今後も見ていきたい」と期待を込めた。
11月には日米野球でも指揮を執る稲葉監督。視察は24日のソフトバンク対西武戦(ヤフオクドーム)を皮切りに、6月6日の阪神対オリックス戦(甲子園)まで続く。「若い選手で非常に今後、面白いだろうなという選手は出てきている」と話した。
この日は公式スポンサーに加わったヤフーの本社を訪問し、金メダル獲得を誓った稲葉監督。“20年東京五輪の星”選びに本格着手する。