中日・岡田 1年ぶり復活登板 1回無失点で「この日を迎えられてよかった」

 「中日10-4広島」(15日、ナゴヤドーム)

 1年ぶりの復帰登板を、好救援で飾った。昨年6月に血行障害の治療のため左手を手術した中日・岡田が、3点リードの六回無死二、三塁のピンチでマウンドに上がり、1回無失点。出場選手登録された日に好投した左腕は「長かった。この日を迎えられてよかった」と喜びを口にした。

 苦難の1年だった。昨年のWBCに日本代表として出場後、左手の痛みに苦しんだ。ちょうど1年前の昨年5月15日に登録抹消。一時は左手の痛みで液晶画面の操作もできなかった。

 手術後は同様の症状に悩まされた朝倉投手コーチやヤクルト・館山らの助言を聞いてリハビリをこなしてきた。岡田は「たくさんの人に支えてもらった。(きょうは)いろいろなものがこみ上げた。それをかみしめてまた頑張りたい」と先を見据えた。

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