ロッテ・有吉 23日の日本ハム戦で初先発「自分のできることをやりたい」
ロッテに“プロ初先発ラッシュ”だ。
17日にドラフト5位・渡辺がオリックス戦でプロ初登板初先発すると、20日は2年目左腕・土肥がソフトバンク戦で続いた。
さらに23日の日本ハム戦では2年目の有吉優樹投手(27)が初先発する。
「先発は社会人(九州三菱自動車)最後の大会以来で2年半ぶりです。自分のできることをやりたい。楽しみです」。21日、ZOZOマリンで調整した有吉。その言葉に気負いはなかった。
有吉は新人の昨年、中継ぎをメインに53試合に登板。2勝5敗1S、防御率2・87の成績を残している。
今季も14試合に登板して0勝0敗2Hで防御率4・91。
本人はプロ入り以来、先発指向だったが、チーム事情もあって中継ぎ役だった。
13日の西武戦で3回を68球、被安打6で1失点。二木、酒居、佐々木らは二軍で調整中で、有吉にチャンスを与えることになった。
小林雅投手コーチは「球数、イニングもあるがいけるところまでいってほしい。渡辺、(土肥)星也もそうだったが、1番手のつもりで」と話した。
有吉も「一回、一回しっかりと投げたい。これまでの経験を生かしたい」と前を向いた。