ロッテ、交流戦の挑発ポスターの廃止を検討
ロッテが交流戦での名物となっている「挑発ポスター」の廃止を検討していることが21日、分かった。
昨年、交流戦での成績が6勝12敗で11位だったこともあって、廃止論が浮上した。
挑発ポスターは05年からスタートし、09年から11年まで一度打ち切りとなっていた。
しかし、12年の再開後、話題が再燃。毎年、交流戦の風物詩という扱いで注目され続けてきた。
昨年は4コマ漫画、一昨年はCGロボットアニメ風、その前はプロレスでプロレスの技にかけてと毎年、趣向を凝らしていた。ファンの間では話題となっていた。
ちなみに一度、打ち切りとなった09年も08年に交流戦10位に沈んだタイミングだった。
ロッテの広報は「昨年、交流戦に不振だったし、マンネリ化している部分も正直、あるかなあと思っており、現在、どうしようか社内で検討中です」と説明した。
さらに「あえて一度、止めて数年後に満を持して登場させるのも話題性という意味では良いかもしれません。
ネタというか、新しい企画の部分もこれまでいろいろと展開をしたので絞り出すのがなかなか苦しいです」と新ネタ作りに困っている現状を明かした。
最後に「もう来週のですので早期に結論を出さないといけないと思っていますが、現状ではなんらかのポスターは作りますが、挑発ポスターという形ではない方向で調整しています」と苦しそうだった。