40歳の中日・山井 今季初登板で約4年ぶり完封勝利 4発で3連勝
「DeNA0-8中日」(22日、横浜スタジアム)
中日が今季初登板の山井の約4年ぶりの完封勝利と一発攻勢で3連勝を飾った。
二回に先頭のビシエドが右翼席へ6号ソロ。三回2死から京田が右前打での出塁を許すと、続く大島が右翼席へ2号2ラン。五回1死からも再び大島が右翼へ2打席連続の3号ソロを放ちDeNA先発の飯塚をKOした。七回にはアルモンテの左犠飛で加点。九回にも平田の3号2ランなどで3点を加えた。
今季初登板初先発の山井は、散発4安打完封で1勝目を挙げた。山井の完封は、2014年8月16日・ヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来約4年ぶり。「これはできすぎだと思います。(松井)雅のリードもありますし、野手の人が早い回、中盤、後半と点を取ってくれましたんで、自分のペースに持っていけた」と振り返った。
5月10日が誕生日の山井は40歳となり、40歳以上での完封は黒田博樹(広島)以来9人目。「40歳一発目の登板でいいピッチングをしたいとうのがあった。世の40歳のみなさんまだまだこれからいい年がくると思います」と不惑を迎えても右腕は衰えることはない。