ヤクルト 山田哲の連続失策響き4連敗 借金は最多「9」
「阪神8-3ヤクルト」(22日、倉敷マスカットスタジアム)
ヤクルトは守備のミスが響き、今季3度目の4連敗で同最多の借金9となった。
三回に山田哲がまさかの連続失策。1死一塁から糸原のゴロをさばいた二塁送球を走者のメッセンジャーに当てると、続く1死一、三塁から福留のゴロをまたも二塁へ悪送球。一気に一塁走者の生還も許し、先制の2点を献上した。これでリズムを乱した石川が、ロサリオ、糸井に2者連続アーチを浴びた。
小川淳司監督は「ちょっと石川に気の毒なことをした。0点のところが5点だからね。切り替えるのも難しかっただろう」と足を引っ張られたベテランに同情。攻撃も3連打などで3点を奪った四回以外は得点できず「何かサイクルを変えていかないといけない」と険しい表情だった。