日本ハム上沢 2試合連続完封 好守の西川に感謝 防御率リーグトップ1・18
「ロッテ0-2日本ハム」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハム・上沢直之投手が、雨中のゲームで2試合連続完封勝利を飾った。
「(雨で)フォークが滑った」と苦労しながらも、初回に中田の左中間適時二塁打で先制点をもらうと、粘り強い投球を続けた。2点リードの四回。2死一、二塁では清田の放った左中間への飛球を中堅の西川がダイビングキャッチ。好守に助けられ「今日はあのプレーに尽きるんじゃないかと思います。2点入ってた。ボールが見づらかったと思うし、野手の皆さんのおかげ」と感謝した。
八回は雨が激しくなり整備に時間を要したが、ぬかるんだマウンドの中でも無失点に切り抜けた。
降雨コールドで8回を無失点に抑え5勝目。前回5月16日の西武戦、1-0完封勝利に続く今季2度目の完封となった。防御率もリーグトップの1・18。チームを支える右腕が雨中の好投に栗山監督は「ボールが滑ったと思う。ケガが心配だったけど、よく投げたよ」と称賛していた。