野球日本代表「侍ジャパン」が来年３月、日本で開幕戦を行う大リーグ・マリナーズ、アスレチックスと対戦するプランが浮上していることが２３日、明らかになった。マリナーズにはイチロー会長付特別補佐（４４）が所属しており、“夢対決”が実現するかもしれない。

　侍ジャパンは強化試合の一環として、来日する大リーグ球団との対戦を検討。来年３月２０日のアスレチックス対マリナーズの開幕戦（東京ドーム）前に予定されている同１７、１８日のプレシーズンゲーム（同）に巨人とともに参加し、両球団と対決する案だ。

　マリナーズのイチロー会長付特別補佐は来季、選手として復帰する可能性があり、レジェンドと同じグラウンドに立てば、侍たちの刺激になることは間違いない。日本代表の稲葉監督は同じ愛知県出身のイチローと親交があり、これまでにも助言を求めてきた。“盟友対決”にも、注目が集まりそうだ。

　２４日から１２球団視察をスタートさせる稲葉監督。２０年東京五輪金メダル獲得を目指し、来年３月の強化試合も含めて、最善の準備を進める。