巨人・菅野 打線援護なく3敗目 甲子園初被弾の1球に泣く
「阪神1-0巨人」(25日、甲子園球場)
巨人が2連敗で3位に転落した。
先発の菅野智之投手は8回4安打1失点と力投したが、打線の援護に恵まれず、3敗目を喫した。甲子園では14年5月以来、4年ぶりの敗戦となった。
菅野は四回までひとりの走者も許さず、パーフェクトな投球。だが、五回に2ボールからのスライダーを狙われ、糸井に右翼席最前列へ先制ソロを打たれた。プロ6年目で喫した甲子園初被弾。この一球が、チームに重くのしかかった。
打線は岩貞、桑原、ドリスとつないだ阪神投手陣から得点を奪えず。二回、四回はいずれも得点圏で小林が凡退。九回も先頭のマギーが中前打で出塁したが、後続が倒れた。
阪神は岩貞が3勝目。糸井は節目の通算150号本塁打が決勝弾となった。チームは3連勝で勝率5割に復帰した。