DeNA・田中浩 適時打で貢献「自分の色を出したかった」
「ヤクルト5-14DeNA」(25日、神宮球場)
「6番・二塁」で先発起用されたDeNA・田中浩康内野手が、貴重な追加点をたたき出した。五回、1点を勝ち越してなお2死満塁で、ヤクルト先発・ブキャナンから右前へ運ぶ適時打を放った。
「いい場面で回ってきて、なかなか打てる球がない投手だけど、何とか打てて良かった」と田中浩。この日は右腕・ブキャナンが相手だが、ラミレス監督は「右打者の方が成績を出している」と、あえて右打者の田中浩をスタメン起用。その期待に見事に応えた。
ラミレス監督は「満塁で、闘志を見せて結果を出した。何とかしてやろうという気迫が見えた」と絶賛。前日に36歳の誕生日を迎えたベテランは「チャンスをもらっているので、とにかく自分の色を出したかった」と話す。必死の一打が、勝利の呼び水となった。