DeNA・石田 五回途中5失点 5戦白星なし
「ヤクルト5-14DeNA」(25日、神宮球場)
チームが大勝の中で、エース左腕が結果を残せずに沈んだ。DeNA・石田健大投手が、今季最短となる4回2/3を5失点でKO。これで4月13日の中日戦(横浜)で今季初勝利を挙げて以来、5試合勝ち星なしとなった。
味方が初回に2点を奪った直後、先頭の山田に左前打、続く青木に左翼席への2ランを浴びて同点とされる。さらに2死後、畠山に左翼ポール直撃の勝ち越しソロを打たれた。
打線は二回に勝ち越すが、三回には味方失策から同点を許し、再度2点を勝ち越した直後の五回は、2死二塁でバレンティンに左前適時打を許し、降板となった。
ラミレス監督は「もちろん勝ってもらいたい気持ちがあったが、スピードが落ちてきた中で(次打者が)畠山だった。ちょっと厳しいかなと思って代えた」と説明。石田は「調子自体は悪くなかったが、コースや高さへの強い意識が必要だと感じた」と猛省していた。