ロッテ・大谷が国内FA権取得 兵庫出身の右腕
「オリックス-ロッテ」(26日、ほっと神戸)
ロッテ・大谷智久投手(33)が26日、国内フリーエージェントの権利を取得した。
大谷は兵庫県出身で報徳学園高から早大、トヨタ自動車を経て09年にドラフト2位で入団。初登板は10年4月23日のソフトバンク戦(千葉マリン)で七回、中継ぎだった。
大谷は1軍で投げ続けることができたおかげです。(周囲に)感謝します」と振り返った。
主に中継ぎ役としてチームを支えてきた。25日現在、プロ9年間で306試合に登板、19勝29敗、119HP防御率3・47の成績を残している。
25日、球団広報に「あすFAだよ」と教えられたそうだが、「今年中とは思っていたが、計算していなかった。本当かなあ?と思った」という。
今後については「選択肢が広がる」としながらも、「いまは考える余裕もない。チームの状態がよくなっているので上を目指してやっていきたい」
最後に「ケガをしたこともあるけど支えてくれた人、家族にも迷惑をかけた。感謝します」と頼れる右腕は再び“感謝”の言葉を使った。