ロッテ・ドミンゲス2打席連発 先発起用応えた!失投狙い打ち
「オリックス3-6ロッテ」(26日、ほっともっとフィールド神戸)
狙った獲物は必ず捕らえる。ストレートにはめっぽう強い。ロッテ・ドミンゲスが初の連弾だ。
四回、カウント3-1から山岡の149キロを左翼席へ同点の4号ソロ。五回には140キロ台を2-2から振り切った。左中間へダメ押しの5号2ランだ。
「ボールをしっかりと捉えられた。他の球種もそうだけど、失投を自分の長所として打てればうれしい」
5月11日の西武戦以来のスタメン。この時、佐野から放った来日1号も143キロのストレートだった。
24日の日本ハム戦では敗戦危機を2度救って、サヨナラ勝ちを演出した。ここに来てその打撃は上昇カーブを描く。井口監督は「自信を持ってスイングしている」と言えば、ドミンゲスも「自信だと思う」と声をそろえた。狙った獲物は自信で狩るドミ砲だ。