中日・ガルシア粘投6勝目 2種類のチェンジアップさえる
「広島6-7中日」(26日、マツダスタジアム)
先発ローテの柱だ。防御率1・69でリーグトップを争う中日・ガルシアは、走者を出しながらも粘りの投球で6回3失点(自責点1)。チーム最多の6勝目を挙げ「何とか勝ててよかった」と充実感を漂わせた。
2種類のチェンジアップが要所でさえ「一番の武器になった」と自賛した。開幕後に森監督から、指を広げて深く握るよう助言を受けた。この試合では球速が遅く、より抜けるその新しい球と以前から使っていたものを織り交ぜた。
チームは昨季2勝10敗と圧倒されたマツダスタジアムで、今季初勝利。独特の雰囲気に包まれる地でも、新加入の左腕は「全然気にならなかった」と涼しい顔。近藤投手コーチは「試合をつくってくれてありがたいね」と目を細めた。