大阪桐蔭 昨秋の大学王者に打ち勝つ プロ注目の藤原が本塁打
2枚
「オープン戦、大阪桐蔭10-5日体大」(27日、日体大グラウンド)
ダブルヘッダー第1試合で今春センバツ王者の大阪桐蔭が、主力も出場した昨秋大学王者・日体大を破った。ドラフト上位候補右腕の松本航投手、東妻勇輔投手(ともに4年)は登板しなかったが、二桁10得点を奪った。
大阪桐蔭は1点を追う四回、今秋ドラフト1位候補の4番・根尾昂内野手(3年)が四球で出塁すると、続く打者から5連打で一挙5得点。七回には同じくドラフト1位候補の藤原恭大外野手(3年)の自身7カ月ぶりとなる高校通算22号などで突き放した。藤原は「やっぱりホームランはいいな」と笑顔を見せた。
同校グラウンドには注目の一戦として観客が詰めかけた。スタンドは超満員で立ち見客も多数。部員の1人は「こんなに入ったのは初めて」と口にした。
◆大阪桐蔭の主な打者の打撃成績
藤原5打数
2安打(1本塁打)2打点
根尾2打数0安打3四死球