ロッテ・ドミンゲスは失投を逃さない「ストレート狙いつつ…」変化球も対応
「オリックス3-2ロッテ」(27日、わかさスタジアム京都)
ロッテ・ドミンゲスがサラリと言った。「(投手は)研究してくるだろう。でも、投手はストライクゾーンで勝負しなければいけない時もある」26日の同カードで連続本塁打を放ったが、この日も2点を追った4回だ。一塁に角中を置いて、1-2から田嶋のチェンジアップを左翼席中段に運んだ。一度は同点となる6号2ランとなった。
これで9本の安打のうち本塁打が6本。失投を逃さない。今後、マークがきつくなってくるが、ドミンゲスは冒頭の言葉のように冷静だった。
これまでの5本塁打は全部ストレートだった。だが、この日は変化球に対応した。
「ストレートを狙いつつ、変化球が来るかもしれないと頭に入れて、(ストライク)ゾーンを上げていた感じ。うまく反応できた」
メジャー42発男が本格的な夏場を前にして、打撃は右肩上がりだ。「ボールをしっかりと芯で捉えているからね」。交流戦での打棒が楽しみになってきた。