日本ハム・清宮 再昇格の期限設けず…2軍で左翼守備強化 全試合クリーンアップ

 日本ハムは28日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で定例の育成会議を行い、この日出場選手登録を抹消したドラフト1位・清宮幸太郎内野手=(18)=早実=を2軍戦では左翼手としても起用していく方針を固めた。会議後に吉村GMが明言した。

 編成部門トップの吉村GMは「外野での出場が多くなってくると思います。左翼です」と進むべき道筋を示した。1軍では12試合で左翼を守り失策ゼロ。「球団としての評価です」と外野手としての可能性を認め、これまでの一塁に加えて左翼守備の本格強化に着手することが決まった。再昇格までの期限は設けない。

 同会議に出席した荒木2軍監督は「ハードになるのは間違いないです」と“地獄の修業”を予告した。2軍戦では基本的に全試合でスタメン起用し、クリーンアップで心技体を強化。「もう制限はないでしょ。成長してもらわないといけないからね」と限局性腹膜炎から復帰した4月と比べて、特打・特守に割く時間も多くなる。

 清宮は「いつ戻るかは自分で決められない。結果を出すだけですし、最初から飛ばしていきたいです」と泥まみれになって鍛錬の日々を過ごす覚悟。29日のイースタン・西武戦(西武第二)から新たな挑戦が幕を開ける。

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