痛ッ…ロペス負傷退場もラミDeNA快勝「チーム一丸の勝利」
「交流戦、DeNA9-2楽天」(29日、横浜スタジアム)
リーグ2冠の助っ人離脱にDeNA打線が奮起だ。同点の四回にホセ・ロペス内野手(34)が三塁線を破る一打も、一塁ベース手前で右太もも裏を痛めるアクシデント。ラミレス監督が直接状態を確認し、桑原を代走に送った。
だが、ここから攻撃がつながる。続く筒香の右前打で無死一、三塁とし、宮崎の右越え適時二塁打などで2点を勝ち越し。八回には一挙6点を奪った。トレーナー室で試合を見ていたロペスも「本当にうれしかった。勝ち越せて良かった」と仲間の奮闘を喜んだ。
ロペスは30日にも病院で検査を受け、以降の試合出場を決めるが歩いて球場を後にするなど、大事には至らなかったもよう。チームも初戦からセ・リーグ唯一の勝利で2位浮上。ラミレス監督が「チーム一丸の勝利」と手応えを感じる交流戦の幕開けとなった。