巨人5連敗…ソロ3発のみ 打線組み替えつながらず今年も“降”流戦

 「交流戦、巨人3-5日本ハム」(29日、東京ドーム)

 初対決の日本ハム・マルティネスに対し、攻略の足がかりを築けず今季2度目の5連敗を喫した。終始、主導権を握られ得点はソロ3発のみ。巨人・高橋監督は「リードした形で試合ができなかった。(マルティネスは)ボールがよく動いていたんでしょうけど、分かっていることだと思いますし」と表情を曇らせた。

 打線組み替えも、つながりを欠いた。好調の亀井を2番、長野を5番に据え、不調の吉川尚を8番とした。「点を取れるんじゃないかという流れを考えた」と指揮官。だが、八回まで連打は出ず、吉村打撃総合コーチは「要所で(ボールを)動かされて捉え切れなかった」と唇をかんだ。

 敗戦の中、絶不調に陥っていたゲレーロが17試合ぶりの一発を放てば、3試合連続無安打だった吉川尚は2安打をマーク。指揮官は「次につながってくれればいい」と継続を求めた。昨季は交流戦初戦から9連敗でトータル13連敗。泥沼にはまる前に、負の流れを変える爽快な1勝が求められる。

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