「交流戦、巨人２－４日本ハム」（３１日、東京ドーム）

　わずか３安打の日本ハムが４点を奪っての逆転勝ちでこのカード２勝１敗と勝ち越しを決めた。

　１点を追う三回、安打と２四死球で１死満塁として、中田の犠飛で追いつくと、レアードの適時二塁打で２点を加えて、逆転に成功した。八回には中田が、巨人の３番手・上原から１２号ソロで１点を加えた。

　巨人は初登板初先発となったドラ１ルーキー、鍬原が５回を２安打７三振も、６四死球と制球が定まらず３失点で負け投手。

　打線は初回に岡本の適時打で１点を先制。七回にはゲレーロの９号ソロで１点差に迫ったがそこまで。

　一方、古巣から今季３勝目を挙げた村田は「素直にうれしい。これからもチームに貢献していきたい」と笑顔。「追加点を取ってくれ、どんどん攻めていくことができました。捕手の鶴岡さんを信じて投げることしか考えていませんでした」と振り返っていた。