日本ハム・清宮、キング7号 イースタン本塁打単独トップに
「イースタン、西武0-3日本ハム」(31日、西武第2球場)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が31日、イースタン・西武戦(西武第二)に「5番・左翼」でフル出場し、イースタン本塁打争い単独トップとなる7号ソロを放った。
強烈な打球音とともに白球が真っすぐかっ飛んでいった。「結構詰まったけど、うまく押し込めた」。六回の先頭。高橋光の146キロ内角直球に反応した。打球はそのまま中堅に設置してあるスコアボードに直撃した。
軸で回転し、最後まで手首が返らなかった。だが、考えて打ったわけではない。「どうやって打ったか、よく分からない。自分でもびっくり」。これまで「打ったと思っても、ファウルになることが多い」と話していたが、打席で対応していく中で無意識のうちに新たな感覚を手に入れつつある。
降格後3戦で12打数6安打、3本塁打。通算7本塁打はリーグ単独トップ。「そこを意識してやっているわけじゃないけど、結果そうなっているのはうれしい。続けばいいけど、気にせずに一日一日やるだけです」。今はただ、打ちまくるだけだ。