ソフトバンク・中田、1カ月ぶり3勝目 通算1500投球回の節目飾った
「交流戦、阪神2-5ソフトバンク」(31日、甲子園球場)
通算1500投球回を記録した節目の一戦を白星で飾った。先発のソフトバンク・中田賢一投手は八回途中2安打2失点で、4月21日以来の3勝目を挙げ「1イニングでも長く投げようと思った。いろいろな球種が使えた」と振り返った。
2010年以来の完封勝利が見えてきた八回に、突如制球を乱した。1死から3連続四球で満塁のピンチを背負い、代打板山に犠飛で1点を返される。続く糸原も四球で歩かせ、114球で降板。「最後までいい形で投げられなかった。それを課題にしたい」と反省を忘れなかった。
5月11日に36歳の誕生日を迎えたが、大きな故障もなく1500イニングに到達した。「体を見てもらっているトレーナーさん、裏方さんに感謝したい」と殊勝に話した。