日本ハムが大勝 30勝到達一番乗り 序盤で大量リード奪う 西川は200盗塁達成
「交流戦、日本ハム13-2中日」(1日、札幌ドーム)
日本ハムが序盤で大量リードを奪い、試合を決めた。交流戦4試合で3勝目を挙げ、西武とともに12球団トップで30勝到達となった。
初回に中田の適時打で1点を先制すると、二回には岡からの6連打で6得点。無死一、三塁から清水の適時二塁打で2点を奪うと、西川、大田の連続適時打でさらに2点を追加。続く近藤が4号2ランを右越えに放った。三回にも近藤の適時打で2点を追加した。
さらに九回には横尾の4号満塁本塁打でダメを押し、得点を2桁に乗せた。
西川は二回の二盗で史上75人目の200盗塁達成。記念Tシャツを着て、お立ち台に呼ばれた韋駄天は、「札幌で決めることができてうれしく思う」と笑顔を見せ、高い盗塁成功率には「これからもセーフになるために走りたい」と話した。
投げては大量援護を受けた先発の高梨が8回を6安打2失点で4勝目(2敗)。「野手のみなさんが序盤にたくさん点を取ってくれて楽に投げることができました」と振り返った。
中日は先発の柳が5敗目(2勝)。1回0/3を7安打6失点と大誤算で試合をぶち壊した。打線は二回に高橋が前夜から4打席連続二塁打となる適時二塁打。八回には大島が5号ソロを放った。